CentOS 7のセットアップ 2
前回からの続きです。
GUI環境の構築
通常使うユーザー(unko)でログインします。
login: unko Password: ****** $
最小構成でインストールしているので、GUI環境を追加で構成します。インストールグループの追加については、こちらを参考にしました。
インストール可能なグループの一覧を確認します。 $ yum groups list (省略) Available Environment Groups: Minimal Install (省略) Available Groups: Compatibilty Libraries (省略) Done GUI環境を構成したいので「Server with GUI」をインストールします。 グループの詳細は以下のコマンドで確認します。 $ yum groups info "server with gui" (省略) グループを指定してインストールします。 $ sudo yum group install "server with gui"
起動モードを変更して、再起動します。
現在の起動モードを確認します。 $ systemctl get-default multi-user.target 起動モードを変更します。 $ sudo systemctl set-default graphical.target 起動モードを変更したことを確認して再起動します。 $ systemctl get-default graphical.target $ reboot
ログイン後の設定
GUIのデスクトップ環境にログインして設定します。
入力ソースの設定
ログインして入力ソースを設定します。初回起動時のウィザードでは「日本語」を選択します。
「システムツール」 > 「設定」 > 「地域と言語」 > 「入力ソース」から「日本語(かな漢字)」を追加して、優先順位を変更します。
「日本語(かな漢字)」の初期入力モードを「直接入力」に設定します。
初回起動時のウィザードを再実行したい場合は~/.config/gnome-initial-setup-done
を削除します。
CTRL-ALT-DELの無効化
CUI環境でのCTRL-ALT-DELの無効化設定とは設定方法が異なります。
CTRL-ALT-DELを押しても再起動は発生しませんが、60秒間放置すると自動的にシステムの電源がオフになるので注意が必要です。
60秒間放置しても大丈夫なように、CTRL-ALT-DELを無効設定にすることもできます。
現在の設定を確認 # gsettings get org.gnome.settings-daemon.plugins.media-keys logout '<Control><Alt>Delete' 設定変更 # gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.media-keys logout '' 現在の設定を確認 # gsettings get org.gnome.settings-daemon.plugins.media-keys logout ''