広告ブロッカーの導入

Windowsスマートフォンの広告ブロッカーにAdGuardを使用しているので、Linux Mintにも導入します。

AdGuard DNSの導入

Linux用にAdGuardは提供されていないので、個人利用に限り無料で提供(2019年12月現在)されている「AdGuard DNS」を使用します。

AdGuard DNSの仕組み

AdGuard DNSの仕組みについては、AdGuard社のサイトで確認できます。

端末のDNS設定をAdGuard社のDNSを参照するように設定するだけなので、利用端末のOSやアプリケーションに依存しません。

参照DNSの設定

自宅のDHCPサーバー(ルーター)からDNS設定を配布したかったのですが、設定ではできない機器だったので、端末のネットワーク設定を変更しました。

f:id:uso59634:20200106020430p:plain
参照DNSの設定

2020年9月25日、Adguard DNSサーバーのIPアドレス変更になりました。上図は古いサーバー情報になります。

設定変更後、NetworkManagerサービスを再起動して設定を反映させます。

$ sudo systemctl restart NetworkManager

広告ブロッカーの動作確認

Yahooトップページで、広告ブロッカーの動作確認をおこないます。

左図では掃除機の広告が消えて、広告ブロック機能が動作していることが確認できます。

f:id:uso59634:20200106115037p:plain
(左)広告ブロック(右)通常

こちらを参考にChromeの開発者機能を利用して、スマートフォン向けサイトの動作を確認することも可能です。

Chrome拡張機能Adblock Plusと併用していますが、AdGuard DNSだけでも広告ブロッカーとして十分に機能します。

AdGuard拡張機能の導入

Chrome拡張機能として、AdGuardが提供されています。

ブラウザの拡張機能なので、ブラウザ内でしか機能しませんが、ネットワーク設定を変更する必要がないので非常にお手軽です。