広告ブロッカーの導入
Windowsやスマートフォンの広告ブロッカーにAdGuardを使用しているので、Linux Mintにも導入します。
AdGuard DNSの導入
Linux用にAdGuardは提供されていないので、個人利用に限り無料で提供(2019年12月現在)されている「AdGuard DNS」を使用します。
AdGuard DNSの仕組み
AdGuard DNSの仕組みについては、AdGuard社のサイトで確認できます。
端末のDNS設定をAdGuard社のDNSを参照するように設定するだけなので、利用端末のOSやアプリケーションに依存しません。
参照DNSの設定
自宅のDHCPサーバー(ルーター)からDNS設定を配布したかったのですが、設定ではできない機器だったので、端末のネットワーク設定を変更しました。
2020年9月25日、Adguard DNSサーバーのIPアドレスが変更になりました。上図は古いサーバー情報になります。
設定変更後、NetworkManager
サービスを再起動して設定を反映させます。
$ sudo systemctl restart NetworkManager
広告ブロッカーの動作確認
Yahooトップページで、広告ブロッカーの動作確認をおこないます。
左図では掃除機の広告が消えて、広告ブロック機能が動作していることが確認できます。
こちらを参考にChromeの開発者機能を利用して、スマートフォン向けサイトの動作を確認することも可能です。
Chrome拡張機能のAdblock Plusと併用していますが、AdGuard DNSだけでも広告ブロッカーとして十分に機能します。
AdGuard拡張機能の導入
Chromeの拡張機能として、AdGuardが提供されています。
ブラウザの拡張機能なので、ブラウザ内でしか機能しませんが、ネットワーク設定を変更する必要がないので非常にお手軽です。